2009年06月13日

修羅場ってます…(汗)

…生存不明な稲村(汗)一応、生きておりますっ!!
只今、チャレンジャーなことをやっておりまして、ブログに手をつけることが出来ず…更新がありません(汗)申し訳ございませんっ。
たぶんあと1ヶ月ぐらい…。
だがしかーしっ!ここらでお知らせをしないといけないだろうと、地下深くから浮上してきた次第でございます。

夏コミの結果が発表されましたっ!(って、遅っ!…すみません)
無事(?)受かっておりましたvvスペースやら新刊やら、詳しいことはまた後日お知らせしたいと思います。
あ、日にちだけ、8月14日(金)ですvちなみに翌日15日には、ブルーサウンドとは違うジャンルで活動もしてますので、そちらもよければ遊びに来てやってくださいv(これもまた詳しくは後日…)

その夏コミから、1週間後の大阪シティにも参加、さらに1週間後の東京シティにも参加(これは違うジャンルですが)。
8月はイベントだらけでございます…はははは…。
もうそろそろ、イベント中心をブログ中心にしようかと考え中だったりします。どっちもとチャレンジャーなことは、限界になっておりますっ(汗)自分、不器用ですから。←はい?

最後に私信ですみません。
スパコミで慈英×臣のスケブ希望の方。
同期ちゃんに本を読ませ(笑)出来上がったとのことですので、近日中にお送りします。遅くなってしまって申し訳ございませんでした…。
お詫びに慈英×臣のSSなど…と思っていたんですが、どうなることやら(汗)

そんな感じで(どんな?)、また地下深くに潜りたいと思います…↓↓
posted by 美咲 at 21:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月06日

スパコミ通販情報v

スパコミが終わって…一日中寝ていた私です(汗)
楽しい時間はすぐに過ぎるといいますが、なんだか本当に充実した一日でしたよっ!
当日は、ブルサウTシャツを着て(売り子ちゃんにも着させて・汗)上に黒いパーカーを持っていったんですが、予想以上に暑かったせいか着ることもなく、見知らぬ人には二人して何ペアルック?みたいな(笑)
次にこの格好をするのは、(受かれば)夏祭りですかねぇ〜v何気に好きです、この格好vv

遥々、我がスペースに来てくださった方々っ!!
本当にありがとうございましたvv厚さも内容もペラッペラのものですみません↓↓
それから皆さん、無料配布…内容を特に告げることなく持っていってくれたんですが、だ、大丈夫だったんだろうか?(汗)
売り子ちゃん曰く、「無料だからv」…そ、そういうことにしておこう。受け付けなかったら…破棄してください(汗)

さて、ここからは通販のお知らせです。
…まぁ、いつも(過去のブログみればわかると思いますが・汗)の通りなんですが、改めて…

こちらの内容で送っていただければ、詳細を24時間以内に送らせていただきます。

@通販申込メールアドレスへ【misaki_inamura@mail.goo.ne.jp】

Aメール題名【スパコミ通販について】(題名が違うと迷惑メールと間違えて削除する可能性がありますので、ご注意ください)

Bどの本を希望か。
【新刊】
TRAVEL(200円):大智×瀬里、ケネス×薙
(…一応、18禁?汗)
【既刊】
BLUE SOUND ブログ総集編@(400円):過去のブログ(削除済み)を編集・書き下ろししたもの。
sweet & bitter(300円):大智×瀬里、和輝×笙惟、(各CP4コマ漫画つき)
PURE BLUE 01(100円):大智×瀬里、和輝×笙惟
PURE BLUE 02(100円):山下×一葡、ケネス×朝倉
PURE BLUE 03(100円):嘉悦×聖司、和輝+瀬里
PURE BLUE 04(100円):薙がアークティックブルーでバイト。
PURE BLUE 05(100円):ブルーサウンド+慈英×臣シリーズ。
Blue2 Sound(100円):和輝がブルーサウンドでバイト。

今回の無料配布グッズはありませんが、過去差し上げていないだろうと思われる本を購入の場合には、グッズを同封させていただきます。
なお、送料は無料です。

次は…受かれば夏コミ。
そして、初の大阪進出っ!…この活動いつまで続くか…あはははは…。
今度は誰の話にしようかな?(笑)
posted by 美咲 at 00:35| Comment(0) | ブルーサウンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月16日

スパコミ情報v

今回は、5月のスパコミのお知らせでございます!
昨日、本屋に行ったらカタログが置いてあって…そうか、スパコミは書店売りがあるんだっけ?とボケていた私です(笑)

さて、無事(?)に5月スパコミのサークルチケットが届きました(…ていつだよ・汗)ので、詳細などなどをお知らせしたいと思いますv

≪日時≫ 5月4日(祝・月)10時〜15時。←スパコミ2日目です。
≪場所≫東京ビッグサイト
≪サークル名≫Pure Blue
≪スペースNo.≫東1ホール コ−41a

【新刊】

<TRAVEL>(オフ本・おそらく200円←おそらくって。)

今回のお当番は、ケネス×薙と大智×瀬里(…また?汗)の2カッポーでございます。
えー…、本の表紙に『R-18』の文字が(汗)
全っ然『R-18』ではないと思うんですが…(汗)基準として、ブログに載せられない…という意味での『R-18』?一応ヤっとります。ぶっちゃけ、ヤっとります。あ、ドロ沼昼メロではありませんので(笑)
温泉(…)と外(…)。さて、どちらがどちらでしょう?(笑)
当日は、本人判断ということで、こちらから年齢を確認させてもらうことはしませんが、制服を着用での購入は…止めざるえませんので、ご注意ください(汗)

【既刊】

<ブルーサウンド・ブログ短編小説・T>(オフ本・400円)

再版は考えてなかったんですが、これからまたちょくちょくとイベント参加が多くなりそうなので、今回少しですが再版をしました。
過去のブログ(消去されてる分)
★ウィルス★弟と恋人。★アナタの愛はどの程度?★大智、隠し子発覚?!★飲食店の最強な敵。★血液型は何?★しじまの夜・捏造編★特効薬はアナタの愛。★短冊に願いをこめて
以上の話を編集と新しい話をちょこっと加えた1冊です。

<BLUE×2 SOUND>(コピ本・100円) 和輝がブルーサウンドでアルバイト編。

<PURE BLUE 01>(コピ本・100円) 大智×瀬里、和輝×笙惟の各1編ずつ。

<PURE BLUE 02>(コピ本・100円) 山下×一葡、ケネス×薙の各1編ずつ。

<PURE BLUE 03>(コピ本・100円) 嘉悦×聖司、和輝+瀬里の各1編ずつ。

<PURE BLUE 04>(コピ本・100円) 薙がアークティックブルーでアルバイト編。

<PURE BLUE 05>(コピ本・100円) ブルサウと慈英×臣シリーズのコラボ編。

今現在(只今検討中…)、新刊に無料グッズ配布の予定はありませんが、以前つけていたもので対象の本(過去のグッズお知らせをみていただけると対象のモノがわかるかと…)を購入された人にお付けしています。
グッズの方は配布が無くなり次第、終了させていただきますのでご了承ください…(汗)

【委託】

<夏目友人帳本・あやかし知識〜まめ知識編〜>(オフ本・500円)

浮気ジャンルで活動中の本です。
同期ちゃんと合同サークルでの本になるので、“委託先”として販売させていただきます。
漫画担当:同期ちゃん。小説担当:私。ゲスト:元・同期ちゃん。


以上になります。
今回のオフ本は…3日間ですべてを作ったという、超特急本です。十分チェックしたつもりですが、誤字脱字ありましたら…すみません、さらぁ〜っと流してください(汗)

当日は、ひまぁ〜にしていますので(売り子ちゃんにPSPを持ってきてもらうのだv←遊ぶなよ)、遊びにきていただけると嬉しいですvvv
posted by 美咲 at 00:09| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

桜舞う休日。

道沿いにずらりと並んだ桜たちを、見上げるように通り過ぎる人たち。
休日ということもあり、家族連れやら友達同士、カップルなど沢山の人たちが桜の下を陣取っては、それぞれに花見を楽しんでいた。
その中でも、一際目立つアメリカ人を連れ、薙は気づかれないように小さく溜め息をつく。
先ほどから、チラリチラリとこちらを見ては、きゃっきゃと騒ぎ出している女子たちが、誰を見ているのかなんて一目瞭然だった。

(…桜撮るフリして、誰撮ってんだっての)

桜の花を撮ろうとしているはずのカメラの先には、恋人のケネスが桜を見上げている。
東京にいる頃は、そんなに気にならなかったこれらの視線が、ここ藤沢では外人出没度が一気に減るせいか、かなり見せ物状態になってしまう。たとえて言うなら、外国人が京都に行って、着物を着ている日本人を撮りたがるのと同じような感覚なのか。

(…ちょっと違うか?)

「薙、どうかしましたか?さっきからずっと黙り込んで」
「…別に、なんでもない」
「そうですか?外に出たくなかったって顔に書いてありますよ、本当に薙は『出不精』ですね」

出不精なのは認めるが、別に外に出るのが嫌いなわけじゃなくて、こうやってケネスを見せ物としてさらされるが嫌なだけなのだと、心の中で訴えてみる。
以前にも鎌倉を案内したことがあったりと、基本的に外に出るのが好きなケネスは、休みの日には何かと薙を連れまわしていた。
今度はずらりと桜が並ぶ場所での花見がしたい、ということだったのだが…。

「たまには外に出て気分転換も大切ですよ。どうせ平日は家に篭ってばかりでしょう」
「人をカビみたいに言うなよ。…そうじゃなくて、……ま、いいや」
「薙のクセ。言いかけておいて、途中で止めるのはどうかと思いますが?」

そう自分でも思っているけど、「ケネスが誰かに写真を撮られているのが嫌だ」なんて恥ずかしくていえるわけがない。だから心の中で呟いただけで、実際には言っていないというのに、ケネスの視線は言葉の続きを待っているのか、ずっと薙を見つめ続けている。

(…そんなにじっと見られたら、ますますいいづらくなるっつーの…)

「た、たいしたことじゃねぇしっ。あ、たこ焼きでも食おっかな…」
「薙、誤魔化さないでください」
「……うっ、……。…だから、写真…くない、から。…来たくなかった」
「え?」

小さな声で言った言葉は、花見を楽しむ人たちの声でかき消されてしまい、ケネスの耳まで届かなかったようだ。もう二度は言うものかと、前をスタスタと歩き出した薙の腕を取ると、ちょっと待っててくださいとその場を離れ、近くを通り過ぎた女性に声をかけると、また薙のところへ戻ってきた。
首を傾げる薙に、ケネスは人差し指を女性の方へ向ける。

(え?…なに?向こう?)

「ほら、笑ってください」
「え?」
「笑わないと、このままキスシーンショットにしますよ」
「はぁ?」

慌てて笑った顔は、間違いなくひきつった笑いになったに違いない。
ケネスは女性にお礼を言うと、持っていたデジカメを受取り、まだひきつった笑いを浮かべたままの薙に今撮れたばかりの写真を見せた。桜をバックにして撮った写真は、誰よりも幸せそうに笑みを浮かべるケネスと、慌てた薙の姿が写っている。

「私は薙と一緒に撮った写真しか、レンズに視線は送りません」
「…っ!知って…てっ」
「何がですか?…でも、妬いている薙というのも可愛らしいものですね」
「……信じらんねぇ…」

自分が写真を隠し撮りされていることも、それを見て薙が不機嫌になっていることも、初めから知っていたらしい。知っていて、わざと聞いてくるこの男をどうにかしてくれと思いながら、薙は綺麗な桜並木を足早に過ぎ去っていく。

「でも、人が撮られているのは気づくのに、どうして自分が撮られていることには、気づかないのか…」
「え?なんか言った?」
「いえ、黒髪が綺麗な日本人の薙には、桜がよく似合うって言っただけですよ」
「…なんだよ、それ」

相変わらずの気障ったらしいケネスの言葉に、薙の頬が薄ピンク色に染まっていくのがわかる。
恥ずかしさに口をつんと尖らせて歩けば、ちょっぴり腹黒い恋人の口元は楽しそうに笑みを浮かべて追いかけてくる。
そんな二人の頭上から、ヒラヒラと舞い散るピンク色の花びらが、フラワーシャワーのように優しく降り注いでいた。


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お花見のシーズンです(笑)
という、私も今日お花見をしてきましたぁ〜v桜が綺麗やったぁ〜vv
本当は夜桜の方が好きなんですが、近所の桜並木がライトアップされなくなってしまったため、夜に行くとただの肝試しになりそうな感じです(汗)←美咲写真日記参照。
ポカポカ陽気の中、お花見をしながら悶々と妄想にふけっていたわけですが(笑)、妄想仲間のS様から「ケネスに写真一緒に撮ってください!」をちょこっと齧らせていただきました(笑)
いや、撮ってくださいじゃなくて、この場合隠し撮りでしたけどね…(苦笑)あと思ったのは…結構腹黒い男、ケネス。薙にヤキモチ妬かせるために、わざと知らないフリも出来そうですよね、彼。(…)

この二人(というよりも、特に薙。)は、三角・四角関係のドロ沼昼メロ話が作りやすいんですが、こういったほのぼのぉ〜っとしているのも、たまにはいいものです(笑)
二人だけだと、普通に甘々カップルのはずが、ここにブルサウメンバーが合流して花見とかしちゃうと、一気に昼メロドラマになります(笑)なぜかしら?いやぁ〜、不思議だわvv←…。

そんな昼メロ大好きな私ですが、次回の5月イベントでどのカッポーにするか、どんな系の話にするか…まだ迷っています(汗)
この前は、大智×瀬里と和輝×笙惟だったしなぁ〜、やっぱり違うカッポーがいいかなぁ〜?とか。もう迷っている時間ないんですけどね(汗)
…あ、そういえば、5月イベントの詳細をお知らせするのを忘れました…。
次回の更新時にお知らせいたしますっ!!!(…その頃には、どのカッポーにするか決まってるといいなぁ〜・汗)
posted by 美咲 at 00:28| Comment(2) | ケネス×朝倉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月20日

中河原大智の苦悩。

気持ちいいほどの青空が広がり、気温も徐々に温かくなってきた頃、ブルーサウンドでは一人どんよりと曇り空の男が一人。
中河原大智は、現在とても心配に思っていることがある。
それは恋人がいる者の運命なのか、それとも惚れた弱味とでも言うのか、かなり心配で不安に思うことだ。
また数日後には海外へ行くことになっている大智だが、こんな状態のままでは安心して日本を発てない。

「瀬里ちゃん、昨日ナンパされたってホント?」
「え?…ナ、ナンパ…ですか?」
「…やっぱり、本人自覚なしね…」

問題は、ここだ。
当人の瀬里といえば『ナンパ』という行為の認識にズレがあるのか、まったく危機感なく過ごしている状態で、自分はそんなことをされるような人間ではないと思い込んでいる。
昨日の水曜日、ブルーサウンドが定休日だったこともあり、大智は西麻布のアークティックブルーへヘルプとして入っていた。そのため、こんな事件が起きているなんてことは知らなかったのだが、真雪のぼやいた一言が大智を余計に不安にさせる。

『また瀬里のやつ、今度は人力車の男にまでナンパされそうになっててさ、仕事中にいいのかって言ってやったらヤバイって顔して離れていったけど』

店でのセクハラ行為は、大智の激辛料理のせいもあって落ち着いてきたところなのに、さすがに外までの事となると恋人の大智ですらどうすることもできない。
実際まだ危ない目に合っていないから、本人も危機感がないのかもしれないけど、いつどんなことが起こるかわからないし、実際あってからでは遅いのだ。
だから何度も「ナンパされても絶対に無視」と言ってはいても、肝心な『ナンパ』に気づいてないのだから問題外かもしれない。

「もしかして、真雪が言ってたやつですか?あれは、何度も言ってるんですけど、道を聞かれただけでナンパとかそんなんじゃないです」
「…人力車を商売にしてるヤツが道を聞くわけないでしょーが」
「それは…でも、新人の人だったかもしれないし…」
「ふーん…新人ねぇー」

(普通、ありえないだろ…)

いったいどこから『ナンパ』なのかと問われれば、実際判断するのは確かに難しい。
別に連れ去られたわけでもないし、しつこく誘われたわけでもない、大智たちの気のせいだと言われればそうなのかもしれないけど、それだけで判断するには瀬里は天然すぎるのだ。
昨日のそれは、一人ぼうっと駅前に立っていた瀬里に、人力車を後ろに置いた男。明らかに営業とは違う態度で接しているのを、偶然にも真雪が見かけて追っ払ったからいいものの。もし誰もいなくて、大智も海外へ行ってる時にでも何かあったらと思うと、その前にこの事態をどうにかしないとと思う。

「で、どうしてそんなとこ立ってたの?」
「え…」
「あんな駅前でずっと立ってたら、絶対に声かけてくるあぶないヤツがいるって」
「…大智さん、もうそろそろ帰ってくる頃かなって」

(なに?)

固まったまま動かなくなってしまった大智に、瀬里は戸惑ったような表情を浮かべながら、これで会えてないんだから意味がないんですけどと、少しうつむく。
西麻布に行ってた大智を待っていたというのか、だとすれば恋人の危機を自分がつくってしまったというのか。なんとも複雑な気分だ。

(…まいりました)

大智が瀬里の手をぎゅっと握ると、途端に顔を赤くしながら、焦ったような表情をする。人の目につかない場所でも、仕事場や外にいるということだけで恥ずかしさを感じてしまうのか、この初々しさは付き合い始めてから変わらない。
ここまで人目を気にするのに、妙なところで鈍い…というか。

「あの、大智さん…手を」
「瀬里ちゃんさ、自分が想像する以上に可愛いいし、モテると思うんだよね」
「…え?」
「自惚れでも勘違いでもいいから、自覚しておくこと。いい?」

大智の好意でさえも、誤解があったとはいえ『冗談』だと思われていたこともある。はっきりと好きだと言わなかったら、一生冗談だと勘違いだと思われているに違いない。それほど自分に自信がなさすぎる恋人に、言いきかせるとやっとコクリと頷いた。
その様子を見て、大智は笑いながら握っていた手を離し、今度は瀬里の頭を優しく撫でる。

「でもまぁ、俺がさっさと帰ってこなかったのが問題っちゃ問題だけどね。連絡くれればすっとんで帰ったのに」
「でも、約束してなかったし、勝手に待ってただけなんで」
「勝手にって…ま、いいけどね」

この極度に控え的な性格は、簡単に変わるものではないだろう。モテることを自覚しろとは言ったけど、どこまで本当に自覚しているかはわからない。
とにかく今は、目の前にいる愛しき恋人に悪い虫がつかないようにと、お守り代わりに軽いキスを。

「だ、大智さんっ!」
「瀬里ちゃん、続きは…今夜ね。ほら、俺来週からまたいないし」
「それとこれとは関係ありませんっ、……でも」
「でも?」

一緒にいたいです…と恥ずかしそうに言う瀬里の顔に、うっと呻いた大智が「限界…」とその場を急いで離れ、トイレに駆け込んでいく。
そんな様子に、瀬里は首を傾げると…

「お腹、痛かったのかな…」

まだまだこの天然は治りそうにない。
しばらく、まだ中河原大智の苦悩も続くに違いない。




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あと、数十分後に私も旅立ちます(笑)
そんな時に更新かよっ!!…でも、今更新しておかないと週末はつぶれるし、来週も微妙だし…(汗)

前に消してしまった話『ナンパ事件!?』をせっせと携帯で打ち直しながら今日の朝出来ました。(…)
このネタ『人力車の男の人にナンパされる瀬里ちゃん』は、妄想仲間(図々しくてすみません・汗)のS様から拝借させていただきましたv
本当は、ナンパされている場面をと思ったんですが、あえて人から聞いてしまった大智を焦らせて、最後はやっぱりヘタレでv(笑)
妄想とちょっと違ってたらゴメンなさい(汗)
他にも沢山妄想話を聞かせてもらったので、私の頭の中はその妄想話でムクムクです(笑)…また使わせてもらうかも…。

春コミも、他ジャンルだというのに遊びに来てくださった方もいて!本当にありがとうございましたっ!!
5月のスパコミは、再びブルサウサークルでの活動ですので、また遊びに来ていただけると嬉しいですvv

おっと、もうそろそろマジでヤバイ!旅立ちますっ!!
コメントも返信しようと思ったんですが、時間が微妙です(汗)帰ってからまた落ち着いて返信させていただきますので、もう少々お待ちくださいっ!!
ではっ!行ってきます!!

旅の様子は、美咲の写真日記にて!!
posted by 美咲 at 09:16| Comment(2) | 大智×瀬里 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月14日

かなりショック…

…か、かなりショック…(泣)

久しぶりに更新しようと、更新しようと思ったのにっ!!!
さっきまで書いていた話が…話が…お風呂に入っている間に消えていたっ!!!(大泣)
ショォォッッッキングっ!!!!保存もしてなかったのに…え?もう一度もう一度やり直しですか?(汗)
あまりにショッキングな事件に、かなり凹み気味です…。
パソコンって再起動する必要があると、『勝手に』再起動してくれちゃったりするんでしょうか?(汗)
頼んでもないのに、『勝手』に再起動するんでしょうか?そこまで切羽つまってたのか!私のパソコンはっ!!

…大きなお世話だ。

そこまでお世話してくれるなら、入力していたものを保存させてから再起動してくれ。中途半端なことしてくれるなーーーっ!!!
強制終了になるよりも、ある意味ショックです…(泣)
そんなわけで、久しぶりの更新が単なる日記になってしまいました。すみません…。恨むなら、久しぶりに開いた私のパソコンを…(怒)←私が一番恨みたい。

また明日は、朝から夜まで一日留守。明後日は朝から春コミ。
うーん、ゆっくりと話を入力しなおしている時間が(汗)とりあえず、話の終わりにお知らせをしようとしてたことだけ、載せたいと思います…。

春コミにブルーサウンドシリーズではない(汗)浮気ジャンルで参加してきたいと思います!(…すみません、この頃更新が少なかったのはそのバタバタもあります・汗)

春コミ14
日程/場所:3月15日(明日かよ!)/東京ビッグサイト
配置:東6ホール・ご−11a
サークル名:海鮮丼
ちなみに肝心なジャンルですが、夏目友人帳です。

当日は、一人ぼけぇ〜っとしてます(汗)
ブルーサウンド本(既刊&あまった無料配布本)も数冊持っていこうかなと思ってます。ジャンル、違いますがっ!
只今外は嵐ですが…日曜日は晴れてくれるらしいし、とりあえず今日…約3時間後には家出ないといけないので、寝ます(汗)

おやすみなさい…zzzz…。
posted by 美咲 at 04:03| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

参加してきましたv

今日は、イベント!コミックシティーへ行ってきましたvv

冬にはイベント気分を味わえなかったので、これでちょっとは気が済んだかな(笑)…ただ、2ホールってのは小さいけど。
11時から始まるのに、初めの30分間はお買い物にあててしまいました…(汗)おかげでスペースに誰もいない…すみません。
でもヒマ暇ちゃんなので、少しぐらい席を外したくらいではどうってこともないと思いますが…(苦笑)

そんなヒマ暇ちゃんの中でも、声をかけてくださる方、差入れまでくださった方までっ!!!本当に有難うございました!!!
やっぱりこうやって生声を聞かせてもらえると、テンションがあがりますね(笑)えぇ、単純ですから!!(笑)
…ただ、すみません(汗)なにをテンパってるんだか、無料で差し上げていたエコバック2代目+チロルチョコを渡し忘れている方もいたかと…(汗)数が……(汗汗)
この日記を見て、「あ!私もらってないっ!」という方がいらっしゃいましたら、メールでもいいので連絡していただければ…すみません…(汗)

さてさて、1月のイベントも終わったので、通販の方を開始したいと思います。
…まぁ、通販の仕方としてはいつもと一緒なんですが…。もう一度こちらで説明をさせていただきます!


こちらの内容で送っていただければ、詳細を24時間以内に送らせていただきます。

@通販申込メールアドレスへ【misaki_inamura@mail.goo.ne.jp】

Aメール題名【冬コミ通販について】(題名が違うと迷惑メールと間違えて削除する可能性がありますので、ご注意ください)

Bどの本を希望か。
【新刊】
sweet & bitter:大智×瀬里、和輝×笙惟、(各CP4コマ漫画つき)
PURE BLUE 05:ブルーサウンド+慈英×臣シリーズ。
【既刊】
PURE BLUE 01:大智×瀬里、和輝×笙惟
PURE BLUE 02:山下×一葡、ケネス×朝倉
PURE BLUE 03:嘉悦×聖司、和輝+瀬里
PURE BLUE 04:薙がアークティックブルーでバイト。
Blue2 Sound:和輝がブルーサウンドでバイト。

C無料配布本は希望するか、しないか。
大智と薙の過去話(乱交がらみ…汗)Hアリです(汗)
公式ではないので、とりあえず希望を取らせていただきます…。

最初の『sweet & bitter』は300円、その他は100円です。
こちらは、在庫がなくなった時点でその旨をメールにてお知らせします(まぁ、それはないと思います)。
冬コミ新刊を購入された方には、オマケとしてエコバック2代目+チロルチョコをプレゼント!!
なお、送料は無料です。


次のイベント参加は、3月の春コミで『??』と思うところにいるかもしれません(笑)
ブルーサウンド絡みの参加は、5月のスパコミになりますv
そして…やってしまいました。

8月23日、大阪のインテに参加!!!
(東京の夏コミにも申込みしてますが…)

本日申込みをしてきてしまいました(笑)初の関西進出ですv
お友達さんの売り子だったら、インテには行ったことがあったんですが…まさか自分で行くことになるとは(汗)
まぁ、まだこちらは結果が来てないので(そりゃあ…半年後だし・汗)わかりませんが、無事に行けることになったらヨロシクですv

…参加することに意義がある。…カナ?(苦笑)
posted by 美咲 at 23:12| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月24日

1月25日イベント!

…ご無沙汰です(汗)

正月早々から腹痛に苦しみながらも、復活したというのになかなかブログのアップも出来ず…もう1月も終わろうとしています…(汗)
おかしい。今年の目標はブログをいっぱいアップする!じゃなかったのか?自分…。やはり目標は目標だけで終わるのかっ!?

けど、今回冬コミに参加できなかった悔しさから申込をしたイベント。
明日、ビッグサイトで行われるコミックシティーイベントへ行ってきますっ!!
ただ行くだけじゃつまらん…ということで、無料配布本なんぞを作ってみましたv(あとはコピーするだけ…)
内容は…

過去話。

です(笑)
以前『しじま〜捏造編』をブログに載せた同時期に、メール配信していた大智×薙(…と書くとすごい抵抗ありそうですが、例の乱交事件でヤっちゃってるんで・汗)の話。
その話に、また少し話を加えてペラ本にしていますv
そういうモロシーンは、ブログでは載せるのにかなり勇気がいるので(しかも公式カッポーじゃないし…)、無料配布という形にしてみました(笑)
大智×薙は全然大丈夫!とか、大智と薙の過去話だったらちょっとは許せるかな…とか、そんな方はセーフかもしれません(笑)

既刊本は、ブログ総集編以外はすべて在庫ありますので持っていきたいと思いますv

イベントの詳しい配置スペースなどは、過去の日記(12月30日更新分)『ありがとうございましたっ!』という記事をご覧くださいませ〜。
当日は、ヒマ暇になりそうなので、夏コミの申込書でも書いていようかと思います(苦笑)

…あ、こんな時間(汗)そろそろ寝よう…。
メールがたまっている…(汗)すみません、明日起きたら送らせていただきます…(汗汗)
posted by 美咲 at 03:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月02日

一番綺麗な初日の出。

只今の時間、6時40分。日の出時間まであと約10分といったところだ。
藤沢市の片瀬海岸東浜では、初日の出を見ようと沢山の人たちが集まり、海にはウインドサーフィンをしながら日の出を待つ人たちもいる。
いかにも寒そうな人たちを見ながら、心の中で呟いた。

(…寒すぎるだろ、それ)

東北・福島出身と言っても、すべての人間が寒さに慣れているわけではない。ここにいる薙も『寒さに弱い』タイプの一人だ。そんな寒さに弱い薙が、なぜかコートを着込んでマフラー巻いて、じっと目の前の海…の奥の山が薄っすら明るくなっていくのを見つめ続けている。
藤沢に住むようになってからは、一度も『湘南』の初日の出は見たことがなかく、おそらく自分の隣りに立っている恋人がいなければ、これから先も見ることはなかっただろう。

「そんな格好で寒くないの?」
「薙の格好に比べたら、寒そうに見えるかもしれませんね」
「…て、これでも寒いんだけど」

ただでさえ海風が寒いというのに、まだ日も昇っていない早朝はかなり冷える。
沢山着込んできたはずなのに、やはり寒いものは寒く顔がだんだんと強張っていくのがわかった。それに比べてケネスはすっきりとしたもので、コートも着てマフラーも巻いているものの、なぜか寒そうに見えない。

(初日の出を見に来るヤツの中でも、かなり浮いてる気がすんだけど…)

初日の出を見に行こうと言ったのは、ケネスだった。ケネスが住む都内でも、高い高層ビルの建物など、それなりに見えるところもあるはずなのに、なぜか指定が薙の住む藤沢の海。
沢山集まる人の中で、背も高く格好いい外国人…は見当たらないし、余計に目立った。

「雨も降らなくて良かったですね、すごく綺麗に日の出が見れそうだ」
「…どーせ、俺は雨男だよ」
「そこでいちいち拗ねないでください」
「…拗ねてないし」

ただ、寒いだけで。
恋人と一緒にいるそれだけで、冷たい空気も暖かく感じるというのは嘘だ、と顔に感覚がなくなっている薙は実感する。その寒さのために、口数があまり多いほうではない薙がますますボソリボソリとしかしゃべらなくなっていることに気が付いているのか、ケネスはそんな薙を見て苦笑いを浮かべた。

「薙は初日の出は見たことがありますか?」
「……うん。こっちに越してきてからはないけど…あるよ」

(超高級スイートルームからの初日の出…っていうのは言えないけど)

何年か前のこの元旦。
あの男と向かった先は、無駄に広く眺めもいい都内有名ホテルのスイートルーム。体を重ねるだけの関係だった愛人の男は、場所はとくに気にしなかったはずなのに、何を思ったのか薙をそんな場所まで連れてきた。そこからの眺めはすごい綺麗で、もちろん初日の出も綺麗に見えて、こんな寒い海とは比べものにならないくらいに暖かい部屋の中だったが、なぜか心から綺麗だと思えなかったのを覚えている。

(そりゃあ、やってることはいつもと変わんねぇんだから当たり前だよな…)

暖かいベッドの中から見える初日の出を、あの時冷めた目で見つめていた。
そんな昔のことを話題に出して、ケネスとの穏やかな雰囲気を壊すことはしたくない。

「あんまり、初日の出でいい思い出はないけど…」
「高級ホテルのスイートルーム」
「…っえ?」
「…とかからの方が寒くなかったかもしれませんね。どうかしましたか?」
「べ、…別に…」

(びっくりした…)

ケネスは時々ドキリとすることを言ってくる。もちろんホテルで初日の出を見たことも、それが誰と見たものだとも言ったことないのに、まるで心を見透かされたような、そんな言葉をかけてくるのだ。
だからケネスに嘘はつけない。薙はじっと見つめ続けてくるケネスから顔を隠すように、マフラーに顔を埋めると、ボソリと言う。

「…寒いけど、こっちの方がいい」
「……」

寒いほうがいいなんて、さっきから頭の中で思っていたことと矛盾しているかもしれないが、なぜか自然と言葉が出ていた。体温が高くても冷たいままの心と、体温が低くても暖かい心、どちらがいいかと問われれば後者を選ぶだろう。

(恋人がいれば暖かいって…こういうことなのかもな)

じっと隣りのケネスの気配を感じながら、目の前の空がさらに明るくなっていく。そしてふわりとケネスの香りを感じたと同時に、マフラーがもう一枚薙の首に巻かれた。

「これでもまだ、寒いですか?」
「…て、ケネスが風邪ひくし、いいって…」
「薙がこの寒さで不機嫌になってるほうが困りますから」
「……だから、なってねぇって…」

急いでマフラーを戻そうとすると、横から肩を抱えるようにぎゅっと抱きしめてくる。

「初日の出をいい思い出に変えてみせますよ」
「……ケネス」

海の水平線沿いに浮かぶ島越しから昇る太陽がまぶしい光とともに現れ、薙とケネスの顔に当てられる。
肩を抱かれたままの薙の顔が赤いのは、このまぶしい太陽のせいなのか、それとも隣りにいる恋人のせいなのか…。
気が付けば、寒さで強張っていた薙の顔に、今日初めて笑顔が浮かんでいた。
その笑顔につられるようにケネスも笑顔を浮かべる。

「あ、やっぱり朝日は海からは外れてしまいますね」
「海から見たかったら、夕日見に来ればいいじゃん」

心から綺麗と思える景色を見に行こう。
また二人で、一緒に…。



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あけましておめでとうございますっ!

…という私、正月元旦から腹痛に苦しんでおります…(汗)
姉夫婦の家で大晦日から過ごしていたものの、元旦の2時過ぎくらいからでしょうか…まるで食あたりのような症状が私を襲い、ほとんど一日をトイレか布団の中で過ごしました(汗)
本当ならば、海から昇る(姉夫婦の家の近くはちゃんと海からです・笑)初日の出を見に行くことになっていたんですが、とてもじゃないが行ける状況じゃありませんでした(汗)
今もちょっとトイレに行ったり、こたつに潜りパソをパチパチしながら、またトイレ…の繰り返しだったりします。
なので、すみません…いつも以上に誤字脱字が多いかもしれませんが、お許しを…(汗汗)

気が付けばこんな時間。
1月1日中にアップできませんでした…すみません(汗)

今回はケネス×薙。残るカッポーはブルーサウンドのおとうさんとおかあさんですが…果たして、冬休み中に残るこの一組の話をアップできるでしょうか?!
…それは、私の腹具合にかかっています(汗)

なんか…新年早々、とんでもない体調になっていて、今年一年どうなのよって感じですが…↓↓
明日、少しはマシになっていたいものです…。グスン…。
posted by 美咲 at 00:11| Comment(2) | ケネス×朝倉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月31日

年越しソバよりも…

「もう少しで年越しソバ出来上がるから、そこらへん片づけ…一葡?」
「……」

世田谷の初台にある2Kマンションに、一葡と暮らし始めて、2度目の正月を迎えようとしている。お互いバタバタとした年末の中、大掃除も終わらせ、正月には絶対に食べたいという一葡のリクエスト『お重に入ったおせち料理』も作り終わった。
あとは年越しソバを食べて、ゆっくりと過ごすというところで、さすがに疲れたのだろう。一葡がテーブルの上に上体を伏せ、静かに寝息を立てている。

(…一生懸命に大掃除してたからな)

大掃除の時の一葡を思い出し、昭伸の口元が緩む。
一葡は何事にも一生懸命やるという性格らしく、やると決めたらとことんやる。大掃除と言っても、いつもの掃除と大して変わったことをしない昭伸にくらべ、台所や窓や天井の電気まで綺麗にする一葡を見て、すごいなと感心してしまった。
可愛らしい寝顔を浮かべて寝ている一葡を起こすのもかわいそうだと、昭伸は一枚毛布を持ってくると上にかけてやる。と、同時にもぞもぞと一葡の体が動いた。

「…ん…?ぁ、あ!年、明けちゃった?」
「……」

いきなりガバっと起き上がった一葡の第一声に、昭伸は驚き固まると3秒後、思わず爆笑してしまった。
思わず「うん、残念ながら」とからかってみようかなと、その言葉を発する前に、時間を確認した一葡は、0時前を指す時計表示を見てホッとした表情を浮かべる。

「よかった〜…、え?なに?」
「いや…なんでも。ほら、年越しソバ出来たから」
「うん」

まだ少し眠たいのか、小さいあくびをかみしめながら、用意を手伝う一葡に、眠いなら寝てもいいよと言ってやっても、大丈夫だからとニコリと笑う。
年越しソバやおせち料理なども、一人暮らしの時にはまったく縁がなかったと聞いていた。確かに一人でソバを食べるのはいいとしても、おせち料理までは作らないだろう。
二人で暮らしているからこそ出来る、ああしたい、こうしたいという一葡の願いをかなえてやりたかった。そしてそれを喜んでいる一葡を見るとますます喜ばせてやりたいと思うのだ。

(俺も、そうとう甘いかも…)

「でもよかった。昭伸もおれも、いろいろ忙しくって、ゆっくり一緒にお正月過ごせるかな?って思ってたから」
「確かに、西麻布店に来てなかったら、今頃はせっせと働いてたかもな」
「え?じゃあ、湘南の方って営業してるの?」

西麻布店の店長として働き出してから、年末年始だけは店自体が定休日のため、こうやってゆっくりと過ごすことができる。寺や神社が周りに集中している鎌倉とは違い、東京の西麻布にあるアークティックブルーは、たとえ普段どおりに営業したとしても人入りがすごく少ない。ほとんどが初詣に行く人や、家でのんびりと過ごす人が多いせいだろう。
湘南のブルーサウンドが忙しいようなら、ヘルプとして手伝いに行くと言っていたのだが、何言ってんだ来なくていいと言ったのは大智だった。普段見事にすれ違う生活をしているんだから、こういう時に恋人孝行しろということなのか。

「そっか…大変なんだ。昭伸は手伝いに行かなくて大丈夫だったの?」
「俺は、一葡と食べるおせち料理と年越しソバ作るのに忙しかったから」
「え…?」

(いや、そこでそんな申し訳ない顔されてもさ…)

苦笑いを浮かべながら、一葡の頭をグリグリと撫でてやると、自分がそうしたかったんだと伝える。一葡のことだからきっと『お重のおせち料理が食べたい』…と自分のわがままで昭伸に迷惑かけたんじゃないかと心配しているのだろう。
ヘルプに行ったとしても、一葡とのことを知っている店員たちは、声を揃えて帰ってゆっくりしろというに違いない。幸せな環境なんだかなんなんだか、そんな周りの人たちに甘えさせてもらって、こうやって恋人と一緒に年を越せることができるのだ。

「ありがとう。なんか、おれすごい幸せかも」
「…一葡、あんまり可愛いこというと、ソバがのびる事になりそうなんだけど?」
「だって、本当のことだし。昭伸がここにいて、一緒にこうやっていられて、なんか贅沢すぎるくらいに幸せかもって」

一緒にいられるだけで幸せなんて、なんて幸せ度が低いんだと思わなくもなかったが、くりくりのまん丸の目で見つめられて言われたら、さすがにキてしまう。しかもこれを計算で言っているとか、そんなこともなく素でさらりと言ってくれるから参る。

(年越しソバが、本当に年越しちゃうじゃんか…)

時計が0時を指すまで、あと30分しかない。その30分ではさすがに『行為』が終わるとも思えず、残る考えはさっさと年越しそばを食べてしまい、この目の前の可愛らしい恋人を抱きしめるだけだ。

「年越しソバ、食べよう」
「…?うん、そだね」

突然せかせかと動き出した昭伸を不思議そうに見る一葡は、まだなんだかよくわかってない様子だったが、早食いのようにソバを平らげ、じっと一葡が食べ終わるのを待ち続けている姿は、まるでご飯を待てと言われている犬のようだ。
食べ終わるのを見計らったかのように、抱きしめた両腕には細い一葡がすっぽりと納まってしまう。

「今年も、よろしく…。今年もずっと、離すつもりないから…」
「おれも…、今年も…うぅん、ずーと、昭伸と一緒に…いられますように」

今年も一年幸せでありますようにと…。今年も一年一緒にいられますようにと…。
0時をまわり、今年最初の挨拶はベッドの中で熱くささやかれ、キスと共に飲み込まれた。



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実は、コレ…。私の姉夫婦の家でアップしています(汗)ヒトサマの家でブログアップってどうなのよ…。

今年最後のお当番は、ブログでは初?になります(汗)山ピーと一葡のお話でしたv
バランスよく、バランスよく、いろんなカッポーを書こうと思いながらも、この幸せすぎる山ピーと一葡は事件も特になく(笑)ネタにしにくいところから、書いていなかったんですが…今回平凡な(どこが?笑)大晦日ネタとして、書かせてもらいましたv

もう本家崎谷センセのHPでも告知されていますが、ブルーサウンドの新刊(ま、まぁ…読んだことある話もあるけど…書き下ろしもある!)が来年中(笑)に出るとのことで、その主たるカッポーの山ピーと一葡で今年を締めさせていただきましたっ!
うん…。なんというか…甘い。いや、ほとんどのカッポーが甘いんですが、ここまで平和なカッポーは居ないだろう…(汗)今年最後の話、お気に召していただけると嬉しいです(笑)

今年はブログ更新というよりも、イベントの方に力を入れてしまったせいか、あまりココに話を載せることが出来ず…すみません(汗)
来年夏まではまた期間が空きますので、こちらでの更新の方を頑張っていきたいと思いますv

昨日のブログにありました大晦日ネタに続く『元旦ネタ』も無事に出来上がりましたので、1月1日にもブログ更新vでございます。(また違うカッポーですが・笑)
…ただ、本日よそ様の家に泊まりますので、夜に実家へ帰ってからになりますが…(汗)

さてそろそろ挨拶を…。

今年一年、大変お世話になりましたっ!
また来年もブルーサウンド話に萌えたいと思いますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたしますっ!!
今年もアナタにとって、良い年でありますように…vvv
posted by 美咲 at 23:15| Comment(0) | 山下×一葡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする